卵子提供を考えるようになった経緯

2025-07-02
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卵子提供のイメージ画像

卵子提供を考えるようになった経緯

杉山産婦人科で体外受精を試みた結果、あまりにも可能性が低いことが改めて明確になりました。

そんなことは47という年齢から初めからわかっていたのですが、主人は「こういうのは個人差も大きいので、もしかしたらうまくいくしれない」という期待が、私より大きかったようです。

しかし、現実をみて「そんな確率の低いことをするのは合理的ではない」と考えたようで、より確率の高い方法……なんと「卵子提供」をしたいと言い始めました。

私は初めとても嫌でしたが「自分の遺伝子を残したい」という主人の気持ちを尊重し、前向きに調べることにしました。

卵子提供とは

簡単に言うと、若い女性に卵子を提供していただき、主人の精子と受精させて育てた胚盤胞を、私のお腹に入れて、私が産むと言う流れになります。

日本ではまだ法律が整備されていません。
禁止はされていないので、提供する団体は2つありましたが、その条件はかなり限定的でした。

受けたい理由が高齢だけの私は対象外です。

すなわち、高齢者が卵子提供を受けたければ、海外に行って受けることになります。
それを聞いた時、「そこまでするの?」という驚きの気持ちで、はっきり言ってしまえば「ドン引き」してしまいました。

海外で受ける場合、日本人ドナー(卵子提供者)はなかなか見つからないため、人種の異なる方の卵子をお願いすることになります。

いわば、私は自分に全く似ていない、ハーフの子を産んでほしいと言われているのです。
全く想像がつきません。

杉山産婦人科で体外受精の治療を受けている時だって、説明は日本語で丁寧にしてくれるにもかかわらず、

それを、さらに言葉の壁を挟んで行おうなんて、とてもうまく行く気がしません。

たくさん考えて、調べて、わからないことばかりです。
もう運命に委ねようという気持ちになり、情報を調べているところです。

卵子提供が受けられる国

卵子提供が受けられる国は、台湾とスペインが人気のようですね。

台湾は日本から近く、日本語対応しているなど日本人への卵子提供にとても力をいれているようです。
また、ヨーロッパではスペインが一番卵子提供が活発だそうです。

アメリカは州によって異なるようですが、高学歴の方の卵子は高額で取引されるなど、なんとも自由なご様子です。

クリニックや、時期によっても全く違うと思いますが、私がざっくりと調べた感じだと、金額はこれくらいのようです。

卵子提供費用日本円換算航空券宿泊参考URL
アメリカUS$ 44,500667https://www.ifcbaby.net/program/egg-donation/
台湾510,000NTD21425,300~47,200円18,600円https://dashin.jp/expense/
スペイン€6000~7000100~120 87,900~98,300円9,800~15,800円https://easyfiv.es/tratamiento/fecundacion-in-vitro-ovodonacion
チェコ€5000~800090~140135,000~138,000円 7,800~17,200円https://www.fertilityclinicsabroad.com/clinics/ivf-cube/
ギリシャ€6,00010078,800~81,800円約 21,000円https://www.ivf-embryo.gr/en

主人曰く、アメリカは無理だけど、他なら頑張れる、とのこと。

チェコかギリシャを検討中

初めはチェコが良いと考え、調べていましたが、チェコで卵子提供が受けられるのは49歳まで。
47歳の私は大丈夫ですが、もうすぐ48歳になります。

今から調べて、渡航して、順調に進んでも半年くらいはかかってもおかしくありません。
さらに、移植しても育たない可能性があります。

そのために、胚盤胞をいくつか確保しておき、再度移植するプランがあるのですが、そうなった場合49歳の誕生日まで、リミットがギリギリになる可能性もあります。

そういう理由で、では52歳までOKな、ギリシャにしようという話に、今のところはなっています。
私はギリシャとのハーフの子を産むことになるのでしょうか……。

ギリシャのイメージ図

時間を作って調べていきたいと思います。