この記事は、47歳にして体外受精を始めた私の治療記録です。
初回のカウンセリングと検査が終わったら、「次は生理開始3日目に来てください」と言われました。
この日は、ホルモン検査を行うための重要なタイミングだそうです。

生理が来たのですぐに予約を取りました。
生理3日目に行うホルモン検査とは?
生理3日目のホルモンの値がOKなら、次のステップの卵巣刺激に進めるそうです。
以下の4つのホルモン値を検査しました。
- E2 エストラジオール:卵胞ホルモン
- FSH:卵胞刺激ホルモン
- LH: 黄体化ホルモン
- PRL プロラクチン:乳汁分泌ホルモン
前回は「E2」の値が高すぎて見送りでした。
今回のホルモン検査結果
今回の値はこうでした。
- E2 :71.0 pg/ml
- FSH:6.5 mIU/ml
- LH:18.3 mIU/ml
- (PRLは検査なし)
E2は50以下、他の値も10以下が理想とされていますが、今回は許容範囲とのことでした。
安心しました。なんとか次の「ホルモン注射」に進めることになりました。
ダメだったらまた1ヶ月お預けになるので、ひとまずは次に進めて嬉しいです。
そして、薬と注射を処方していただきました。
なんと、自分で注射するんだそうです。驚いたのはこれだけではありません。
次のステップ:排卵誘発剤・卵巣刺激剤

錠剤の「クロミッド」と、「ゴナールエフ皮下注ペン」を処方されました。
「クロミッド」は排卵誘発剤で、朝晩飲むだけなので簡単です。
もう一つの「ゴナールエフ皮下注ペン」は、卵巣を刺激するものだそう。
なんと自分で打つペンタイプの注射です。
打つ回数や量は人によって違います。、はMAXの900単位を4回に分けて打つとのこと。
自分で打つことに怯えていたのですが、さらにびっくりしたのはそのお値段。
1本 ¥59,400 !!!
私は高齢で保険適用外なのでわかっていたことですが、改めてびっくりです。
今日の先生の対応と診察の様子
今日の担当は、評判のいい女性の先生だったので少し楽しみにしていました。
内診もとても丁寧。
「少し力がかかりますね」など、やさしく声をかけてくれます。
痛みや不快感はまったく感じませんでした。
診察も笑顔で丁寧に説明してくださり、緊張が少しほぐれたくらい。
こんなに優しい先生がいらっしゃるんですね。またお願いできたら嬉しいです。
今回の費用総額
それでは、今回の明細を公開します。
再診料 | ¥1,100 |
血液検査 | ¥7,700 |
超音波検査 | ¥3,300 |
クロミッド | ¥440 |
ゴナールエフ皮下注ペン900 | ¥59,400 |
合計 | ¥71,940 |
治療費が高額になることは覚悟していたつもりでしたが、やっぱり驚いてしまいました。
体外受精 今後の予定|自己注射
さて、今晩から1日おきに注射します。
それが済んだら診察を受け、卵胞の生育具合を確認する流れになると思います。
自己注射は初めてなので、正直怖いです。
動画を何度も見てイメージトレーニングしたいと思います。
自己注射が不安な方は、次の記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。
